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産業看護師として働くメリット

産業看護師として働くメリット

人気上昇中の産業看護師ですが、なぜそれほど人気が高いのでしょうか。産業看護師として働くメリットから推察してみましょう。

ワークライフバランスが取りやすい

産業看護師として働く最大のメリットは、夜勤や残業がほとんどないことです。勤務先にもよりますが、基本はカレンダー通りに休日を取ることができます。土日祝日はもちろん、年末年始やお盆もしっかり休めます。
病院勤務、特に病棟は日勤と夜勤のシフト制で休日も固定されていません。不規則な働き方なので、「夜勤が続いて体力的にきつい」「休日が周りと合わない」などの悩みを抱えている人もいます。産業看護師は定時で終業し、土日もしっかりと休めるので看護師以外の友人と予定を合わせることも難しくありません。夜も時間があるので勉強や自分磨きに時間を費やすことができます。しっかり睡眠も取れるので生活リズムも整い、肌荒れなどもなくなります。体力的に無理なく健康的な生活を送ることができるでしょう。

心身の負担が少ない

産業看護師は社員の健康管理や保健指導、メンタルヘルス対策、定期的な健康診断、緊急時の対応が主な仕事です。一分一秒を争う救急外来のように院内を走り回ったり、精神的なプレッシャーを感じたりすることもありません。デスクワークが基本なので、身体的な負担はそこまでなく、体力面が心配な人におすすめです。また、命に関わる事態に巻き込まれることもないのでプレッシャーを感じることもありません。精神的に追い込まれやすい人にも向いています。実際、心身が追い込まれて病棟勤務から産業看護師へと転職した人もいます。一例として、プレッシャーに耐え切れず、負担の少ない産業看護師に転職したAさんの話を紹介します。
Aさんは30代を過ぎてから夜勤があることに身体的な負担を感じるようになりました。勤続年数も長く、責任ある仕事を任されることも増え、日々ストレスを感じるようになり精神的にも追い込まれるようになったそうです。ストレスがMAXになった時に夜勤や残業のない産業保健師の存在を知りました。取り返しがつかなくなる前に、と転職を決意したところ、Aさんは看護師免許だけでなく保健師免許も持っていたので思っているよりもスムーズに転職することができたそうです。今では心身の負担が少なく、プレッシャーを感じない環境で充実した生活を送っています。

人間関係の悩みがほとんどない

病院には何十人もの看護師が働いています。人数が多いので分担しながら仕事をしたり、わからないことはすぐに質問したりすることができますが、その分トラブルも多く、仕事に集中できないと悩んでいる人もいます。産業看護師は基本、1つの現場に1人、多くても数人です。トラブルに発展することがほとんどないので居心地がよく、良好な関係を築けます。

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    病院勤務の看護師と大きく異なるのは心身の負担が少ないことでしょう。命に関わる事態に巻き込まれることがなくプレッシャーも少ないので、余裕を持って仕事を進められます。人間関係のトラブルもほとんどなく、精神的に追い込まれることもありません。

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    産業看護師の勤務先として代表的なのは、企業の医務室や製薬会社の治験コーディネーター、臨床開発モニター、医療機器メーカーなどです。治験コーディネーターは専門的な知識を必要とする場面も多いので、その道に進む看護師も少なくありません。